COVID-19が本格的にアメリカで猛威をふるい出してから早5ヶ月が過ぎました。ここカリフォルニア州では、全米トップの71万人以上の感染者が確認されています。カリフォルニア州の人口が約4000万人ですので、このままのペースで増え続けると50人に1人が感染する日も間近に迫っています。まさに”コロナと共に生きる”時代となって来ました。
弊社でも8/23にいよいよ従業員にCovid-19の陽性結果が出ました。その後、全従業員がPCR検査を受けましたが、幸い全員陰性でした。このブログで新型コロナ陽性者が出た事を公表するべきか否かの議論を社内で行いましたところ、当初公表する事による弊社の不利益を危惧する意見も出ましたが、最終的にはオフィス環境を提案する立場である私達が、社内でCovid-19陽性者が出た場合の処置をどうするか、体験談をシェアする事はお客様の利益になるのではないかと考えました。また陽性が出た従業員は決してリスクの高い生活をしていたわけではなく、新型コロナはひたひたと私達の周囲に迫っているという警鐘を鳴らすことが私達の社会的な使命だという結論に従業員全員が達したので公表する事にしました。
今までの経緯のまとめ
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- 8/22(土)弊社の従業員はこれと言った症状もなく普段通りの生活をしていましたが、たまたま大切な人に会う前にPCR検査を受けました。
- 8/23(日)陽性結果が出たため、すぐに社内連絡網を通して従業員全員にPCR検査を受けるよう指示が出ました。ここのサイトから検査の予約をして、同日中(早い従業員は1時間後)に検査を受ける事が出来ました。https://la.fulgentgenetics.com/appointment/screen/symptoms
- 8/24 (月)オフィスビルとLocal Health Departmentに通達。
- 8/24 (月) 以前弊社のブログでもご紹介したCoco Service社によるディープクリーニングで、オフィスの殺菌を実施しました。
*実際のDeep Cleaningの模様。
また、現在お取引のあるクライアント様、また過去1~2週間のうちに弊社従業員が対面でアポがあったお客様へのご報告をさせていただきました。幸い陽性が出た従業員は、普段よりお客様のところへ伺う業務でなかった事と、他従業員への二次感染がなかった事で事無きを得ました。
現在は大事を取って、1人のオフィス番を除いて全員が2週間の在宅勤務で自主隔離。対面でのアポはなしで業務を遂行しています。
弊社はエッセンシャルビジネスカテゴリーに入るため、以前よりオフィスへの出勤は2名づつと限定していました。またオフィス内にありとあらゆるデスクシールドのサンプルを設置していたのが功を奏したのではないかとも思われます。また過去のブログでもご紹介しましたが、社内ではユーカリブレンドのアロマをタイマーセッティングで常時噴霧しています。こちらも抗菌作用があるとの研究結果が出ていますので、コロナ菌に対しての効果はまだ実証されていませんが、何らかの効果があるのではないかと期待しているところです。
今後の対策:
- 今後も社内でのマスクもしくはフェイスシールド着用の徹底
- オフィスへの出勤は毎日2名に限定(仕事の効率を理由にオフィス勤務を希望するスタッフ+毎日交代で1名の体制)
- 6フィートのソーシャルディスタンシングは継続
- 清掃の徹底(コピー機、台所周りは使用の度にアルコール消毒)
- 事務用品等のシェアはしない
- 入室前に必ず体温測定を実施
- 今日は疲れているなと思ったら、無理せずに在宅勤務をする(もちろん体調の思わしくない日も同様)
- 免疫が低いと思われる従業員、体力に自信がない従業員は今後も在宅勤務
コロナ対策は企業のサイズにより入室可能な人数もありますし、業務体制にもよる事と思います。それぞれに合ったコロナ対策の見直しをしていただく良い機会になれば、非常に幸いです。
今回社内でコロナ感染者が出た事を機に、以下のような情報も入手出来ましたので、シェアさせていただきます。(COVID-19 Employer Playbook: Supporting a safer environment for Workers and Customers)
https://files.covid19.ca.gov/pdf/employer-playbook-for-safe-reopening–en.pdf
またその後のコロナ情報等、シェアできる事がありましたら追記させていただきます。ご質問等ございましたら、お気軽にご連絡いただけましたら幸いです。また、コメント、コロナ対策に関するご意見やアドバイス等もいただけますと嬉しいです。
それではまだまだ感染者は増加中ですので、皆さまもお体にくれぐれもご自愛くださいませ。