vol. 6 ワークプレイスにてCOVID-19対策のための体温測定のススメ

2020年06月08日

体温測定はCOVID-19キャリアかどうかを判定する一つの手段として有効です。

このブログでは、ワークプレイスでの体温測定の設定方法をステップごとに紹介していきます。

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COVID-19には様々な症状がありますが、発熱は店舗や職場でも瞬時に測定が可能な有効な判断材料です。
近日ではスーパーや店舗で入店時に体温を測定しているところもあるので
体験したことのある方もいらっしゃるのではないのでしょうか。

COVID-19の主な症状
発熱や悪寒

息切れや呼吸困難
疲労
筋肉や体の痛み
頭痛
新たな味や匂いの喪失
喉の痛み
鼻づまりや鼻水
吐き気や嘔吐
下痢

疾病対策予防センター(CDC)、地方自治体、そして男女雇用機会均等委員会
(以下「EEOC」)といくつかの州の奨励を受けて、従業員が職場に入る前に
毎日の体温スクリーニングを実施することを検討している雇用主が増えています。

ステップ1:誰が・誰にスクリーニングを行うのかを決める

雇用主によっては、実作業を伴うような労働者のみをスクリーニングしているところもあれば、
全従業員をスクリーニングしているところもあります。
また、職場に入ってくる契約労働者や訪問者に対しても、
事実上数が多すぎて不可能である場合を除いて全員にスクリーニングを行っている企業も多く存在します。

スクリーニングを自社で行う場合、指定された従業員にこの業務を担当させる場合と
医療従事者としての経歴を持つ第三者の請負業者を利用する場合が考えられます。

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ステップ2:安全要件を考慮する

スクリーニングプロセスを実施する際には、雇用者は適用される連邦、州、地域の法令を遵守しなければいけません。

地方の安全衛生法は、潜在的な職場の危険から従業員を保護するためのものです。
連邦労働安全衛生局(「OSHA」)は、雇用者に対し、スクリーニングプロセスに関連した潜在的なリスク要因や危険性の評価を行うことを課しています。

OSHAが最近発表したCOVID-19に対応した職場の準備に関するガイダンスでは、
職場を “非常に高い “から “低い “までのリスク別に分類しています。
危険にさらされるリスクが高ければ高いほど、管理のレベルが高くなります。
またOSHAは雇用者がウィルスに対しマスクや手袋で保護することを推奨しています。

ステップ3:使用する温度計のタイプを決める

温度計にはいくつかのオプションがあります。
雇用主は、毎日スクリーニングすると予想される従業員の数とあなたが使用するスクリーナーの数を明確にし、
温度計の精度や使いやすさを検討する必要があります。
自動測定機能付きの非接触式赤外線温度計は、物理的な接触の必要性を軽減するため近年のスタンダードになっています。

中規模から大規模オフィスには時間短縮、労働力や手間の削減に適したキオスクタイプの温度計がオススメです。

弊社のOnline shopで取り扱っておりますのでぜひご覧ください。

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