vol. 20 COVID収束後も続くオフィスデザイントレンド4選

2020年10月19日

今回は経営者の方やオフィスファシリティー担当の方々必見、
今後も続くオフィスデザインのトレンドについてお話しさせて頂きたいと思います。

時代の流れとともにオフィスはただ作業ができればいい場所、という認識から
生産性を向上させたり働きやすさを求められる場所へと変化しています。 
デスクとオフィスチェアさえあれば問題ない、という時代は終焉を迎えつつあります。

これを機会にご自身のオフィス環境について見直してみてはいかがでしょうか?

1.コラボレーションエリアの需要が再加速

あるところに、ガレージに折りたたみ椅子4つとテーブルをオフィスに始まった小さなスタートアップの会社がありました。
そこにはエネルギーがあり、活気がありました。

会社が大きくなるにつれ、彼らのオフィスは大きく、より立派なものに移行していきました。
従業員は窓のあるプライベートオフィスを手に入れることになりましたが、何かが起こったのです – 彼らはエネルギーを失ったのです。

本質的に、どの企業も組織が成熟してくると、元々の活気が失われていきます。
このビジネスの起点となる活気のあるディスカッションの重要性も見直される時代の流れに加え、このCovid-19の影響で密室空間が敬遠されるようになりますますコラボレーションエリアを要する企業が増えています。

テレワーク等含め個々で集中して考える時間、チームで活発にディスカッションする生産的な時間、どちらも欠かせません。

これら両方のバランスをとるために、今一度オフィススペースの再検討をしてみる必要があるかもしれません。

collaboration

collab

 

2. プライベートオフィス離れが進む

自社のオフィス家具の老朽化に伴い、個々がキュービクルや個室を持つ従来の閉鎖的なオフィスを見直したいという企業が増えています。
オープンスペースの広がりはここ数年世界中で増加していますが、コミュニケーションのしやすさからマネージャークラスの個室を撤去する例も少なくありません。

open office

 

3. コモンスペースでプライバシー、生産性向上

例えば、全員が8×9フィートのワークステーションを、 8×8フィートのワークステーションとして再構成するとどうでしょうか?
節約したスペースを組み合わせて、作業スペースから少し離れた空間にあるラウンジソファ、テーブルのあるコモンスペースの完成です。
チームメンバーが気分転換がてらそのスペースに座ってノートに目を通したり、得意先に電話したり、同僚と次のプロジェクトの話をしたり、使い道の可能性は無限大です。

common space

こういったオープンオフィスならではのプライバシーのなさをカバーできるスペースがあると、意外に全体の生産性や働きやすさは飛躍的に向上します。もっとプライバシーが必要な場合は一人用のPhoneブースを導入検討される企業も少なくありません。

phone booth

高価そうに見えたりスペース的に難しそうと思われがちですが、メーカーや予算に合わせて色々な製品が存在するため一概に実現不可能ではないので一度ご検討させるのもありかもしれません。

4. テクノロジーの進化を加味したオフィス再構築

テクノロジーのシフトもこの状況に比例して必須となってきています。
大きな例では、ラップトップやコードレス電話の登場は私たちを1つの場所に常にいなければいけない状態から解放しました。
不要な紙をプリントする仕組みで従業員の机を書類で山積みにしたり、無駄にキャビネットを増やしオフィス空間を閉塞的なものにしてはいませんか?
ケーブルがからまったまま通路をふさいでいたり、壊れた椅子に座っていたり、そういった身体的な危険があるオフィスでは従業員の生産性は下がるばかりです。
office

すっきりとした安全で生産性の高いオフィスは誰もが求める理想のオフィスです。

office

 

Covid-19関連のオフィスリオープンのお悩み、オフィス移転や再編成に伴う家具やデザインのご相談は随時承っておりますのでお気軽にDaizu,Inc.までお問い合わせください!

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