vol. 25 今後のOfficeの在り方について~JCCNCセミナーを終えて~

2021年07月14日
Cafe Lounge Area

前回は日本語のニュースレターのみとなりましたが、Daizuが考える今後のOfficeの在り方についてJCCNCセミナーのご案内をしました。

経済再開に伴い、多くの企業がオフィスでの業務形態を今後どう定義付けるか検討されていることと思います。オフィスデザインのプロフェッショナルであるDaizuのプレゼンテーションも参考にしていただけたらと思い、以下にセミナーの簡単なまとめをさせていただきます。また、最後にセミナーの動画リンクも貼っておりますので、こちらも是非チェックしていただけたらと思います。

 

今後のオフィスの在り方

オフィスで働く事の最大の利点とは、仕事のヒントとなるような情報を得る機会が増えることでしょう。チームや組織として一体感・コミュニケーションの向上、セキュリティが強固である事もオフィスで働く利点となります。チームが対面で会うという事は、会社の文化のコアとなり、今後も企業としてコミュニティを築くために重要な要素となるでしょう。

コロナ禍ではハイブリッドな働き方として、在宅かオフィスの2択がメインでしたが、今後はより柔軟性を持った多様な空間を状況によって使い分けるABW(Activity Based Working)という考え方が世界中に広まりつつあります。

このABWという新しいコンセプトは、場所を制限せず、仕事の内容や目的に合わせて働く場所を選択するスタイルです。こうして働く場所が分散する時代だからこそ、対面でのコミュニケーションを意図的に取る事が重要となるでしょう。そのためにオフィスの役割が大きくなりつつあります。           

これからのオフィスに求められる要素は、チームワークを高める場、チームのコミュニケーションの場、重要な意思決定の場、情報やスキル等のInputの場などでしょう。

 

さて、GAFAMやIT企業のオフィス再開の見通しは以下のように発表されています。(アルファベット順)

Amazon: 週3日オフィス出勤、週2日リモートワーク

Apple: 9月頃より週3日をオフィス勤務、週2日をリモートワーク

Facebook: 承認があれば完全リモートワーク、もしくは勤務時間の50%以上はオフィス勤務

Google: 週3日程をオフィス、週2日程をリモートワーク

Microsoft: 全勤務時間の50%以上はオフィス勤務 (職種にもよる

Salesforce: Work from Anywhereを採用

Twitter:永久的に在宅勤務を認め、希望するスタッフは出社を認める

 

今後のオフィスの在り方として、Daizuは以下のような機能をご提案したいと思います。

Work Area – 個人で業務しつつ、必要に応じて回りに声をかけれたり相談ができるようにオープンで明るい環境で在宅勤務にはない仕事のしやすさをオフィスで提供できます。

Work Area

 

Cafe & Work Lounge Area – くつろいだ雰囲気で作業したい時にお勧めのエリア。偶発的な出会いも生まれやすく、インフォーマルな会話の中から新しいアイデアが出てくることが多い場所をOfficeに確保できるとよりクリエイティブが仕事ができる事でしょう。

 

Meeting Area – 情報の共有や意見交換の場。会議の効率を上げるため、モニターやホワイトボードなどの情報共有ツールは必要。場所もMeetingの内容によって選べるようなOffice作りがポイントです。

Meeting Area

Collaboration Area – 自由な空気感や雰囲気がより良いアイデアを生み出すします。研修やグループワーク、セミナーやイベント等にも利用できる場所となります。また、タッチダウンやカジュアルなミーティング等、多目的にも使用できるスペースです。

Collaboration Area

Concentration Area – 作業に集中したい時や、じっくりと考えに専念したい時など、邪魔をされずに作業ができる場所となります。遮音された空間であれば、機密情報、個人情報にかかわる相談や電話、リモート会議にも使えるスペースです。

Concentration Area

 

オフィス再開に向け、現状オフィスレイアウトの見直しをされるのには良い機会かと思います。これからますます多様化する働き方に対応できるオフィス作りは是非Daizuにご相談ください!お問い合わせはこちらから。

以下JCCNCセミナーのリンクです。Daizuスタッフが更に詳しくプレゼンしていますので、是非ご覧ください!

 

 

 

 

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